夕張川沿に散住していた7,8戸の開拓者が森林の中に祭壇を設け、小祠を形成し崇拝していた。アイヌの口碑によると古来神を祀る霊境であったとされる。明治21年富山・宮城県人が入植して開拓が進められ、明治24年鉄道が敷設され、明治26年開通した。当時、この地はアイヌ語でウエンベツブトと呼ばれていたが栗の木が多かったところから栗山と呼ばれるようになった。人家も30戸と増え有志が首唱し、明治24年栗山神社と称し小社殿を建築し、太宰府天満宮のご分霊を奉祀、菅原道真公をご祭神とし大正14年に社殿、拝殿を大々的に造営し昭和4年に村社に昇格、昭和27年宗教法人法に基づき栗山天満宮と改称し、昭和43年開道100年を期し現境内地に昭和44年新本殿拝殿社務所を造営し今日に至る。
学問・至誠(しせい)・厄除けの神様
栗山天満宮の御祭神であります菅原道真公は【承和12年6月25日(西暦845年8月1日)】にお生まれになり、【延喜3年2月25日(西暦903年3月26日)】にお亡くなりになられました。
25日は天神さまとたいへんご縁が深い日であり、当宮では4月25日に祈年祭、9月25日に例大祭を執り行っております。
1月25日は新年初のご縁日にあたり初天神祭を10時より執り行います。
御縁深き良き日にご参拝いただきますよう謹んでご案内申し上げます。
