日本人は古来より「祈り」や「感謝」など、節目節目に神社や神棚にお参りしてきました。皆様にとりまして大きな節目でありますお正月の迎え方につきまして日頃お問い合わせいただいていることを中心に認めましたのでご高覧いただければ幸いです。
◆御神札の祀り方について◆
-
御神札は日本総氏神であります天照皇大神(伊勢の神宮)と栗山町の氏神(栗山天満宮)の両方お祀りするのが正しい祀り方となります。
-
御神札の上紙を外してお祀りします。
-
12月31日は一夜飾りとなり神様に失礼になりますので、12月13日(正月事始め)から30日までにお祀りしましょう。
-
神棚がない方でもお祀りできます。南・東・南東のいずれかに向けてお祀りしましょう。
-
ご家族が亡くなった場合、忌中である50日間、神棚の前に半紙を貼り、神社参拝も慎みます。
-
忌が明けましたら、半紙を外し通常の生活に戻ります。。
忌の期間が正月をまたぐ場合は、忌が明けてから神社で新しい御神札を受けお祀りしましょう。
また、親戚が亡くなられた場合は、お葬式を出したお家でなければ通常のお祀りをしても問題ありません。
◆正月飾りについて◆
門松やしめ飾りは歳神様をお招きする目印であり鏡餅は歳神様へのお供え物となります。
-
門松やしめ飾りは1月7日(松の内)若しくは15日(小正月)に外し、どんど焼きに納めます。
-
鏡餅は1月11日(鏡開き)に外し、ご家族で召し上がります。 ※鏡餅をどんど焼きに納めないでください。
-
注連縄は神棚(聖域)と他とを区別する清めの品となりますので一年間お飾りいただけます。
-
喪中の方におかれては門松、しめ飾り、鏡餅は飾りません。ただし、飾りのついていない神棚用の注連縄(牛蒡締め等)は忌明け後お飾りいただけます。
※松の内は地域によって異なります。
※喪中はご家族が亡くなれてから一年間を指し、忌中は一般的に50日間を指します。